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zoom RSS 12月末の優待取りは要注意! 信用の買方は大もうけ?

<<   作成日時 : 2005/12/18 17:52   >>

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そろそろ年末、というか12月末が権利確定日となる株主優待の権利付最終日が迫ってきました。
なお、権利付最終日は12月26日(月)です。

さて、年末(および月末・月初が連休)における特有のリスクについて、また「信用の買方は大もうけ?」について触れてみたいと思います。
優待取りとは、株主優待がつく銘柄を、権利付最終日までに同株数・同値で現物の買い&信用の売り(新規売建)を組み合わせ、権利落ち日に現物を現渡することで信用の売建玉を決済する方法を指します(他にも方法はあるみたいですが割愛)。
信用取引の諸経費を避けることを考えると、権利付最終日に現物買・信用売をやるのが無難と考えられています(高値を見極めてポジションを建てる方法もありますが、難しいかと^^;)。

これにより値動きによるロスをゼロにし、手数料と信用取引の諸経費(信用貸株料、逆日歩、名義書換料)、現物と信用売玉の配当差(現物→90%、信用→93%)の「必要最低限の出費」に抑えて、株主優待(往々にして結構良い値段がつきます)を頂こうというものです。
理論上はリスクが少ないように見えるのですが、信用取引の諸経費に含まれる「逆日歩」が曲者となります。特に年末や、4月30日・5月1日が土曜日になっている年の4月末に権利確定日を迎える銘柄は、逆日歩の対象となる日数が長くなるため、リスクなしの取引のはずが、一転して万単位の損となることもしばしばあります。
さて、逆日歩がつくリスクを避けるためにはどうすればよいでしょうか? 

1.優待の人気が高そうな銘柄で優待取りをしない
結局これに尽きるかと思います。というのも、逆日歩は信用取引の売建に充てる株が不足した結果、証券金融会社が株を借りてくる際に借り賃として発生するためです。
人気があれば、当然優待取りをする投資家が多いわけで、株不足→逆日歩が発生、ということも起きます。

信用の買方であれば・・・当然逆のことをすればよいわけですね。

2.信用残をチェック
ただ、どうしてもほしい優待というのもありますし、市場での取引状況によっては優待の人気が高くても逆日歩がつかない場合もあります。逆に、人気が高くなくても取引状況が悪いために逆日歩がついてしまう銘柄もあります。

そこで、信用残をチェックしてみましょう。
この数値は信用取引の残高を示したもので、証券金融会社(証金残、デイリーで集計)と市場(ウィークリーで集計)のそれぞれの残高がわかります。

特に注目すべき点は、証金残の貸借倍率です。
これは、信用の買残高を売残高で割ったもので、証金残の貸借倍率が1倍を超えると逆日歩はまずつかなくなります。
ただ、権利付最終日付近で一気に増えることも考えられるので、貸借倍率は2倍以上ない場合は優待取りをしないほうがよいと思います。

信用取引の買方であれば、貸借倍率が低ければ低いほどよいと考えられます。

3.発行株数・取引されている株数が少ない銘柄は避ける
株不足を避けるためには、取引される株数が多い方がいいですね。逆に取引されている株数が少ないと、証券金融会社では大盤振る舞いをして(まぁツケは売建玉を保有している投資家が支払いますが)、株を集める羽目になります。

このあたりは、時価総額や浮動株数、取引高の移動平均などをチェックする方がよいでしょう。

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